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人と車を分けるもの

road03 全国的にガードレールに危険物が刺さっているという異常な事態が発覚し、鎌倉市内でも30カ所以上で不審な物体が発見されたと聞きます。事の真相はいまだ薮の中ですが、「みんなで身近な道路をチェックしましょう」という連絡を受けて気づきました。「鎌倉駅周辺ってガードレールないんじゃん!」

 最も交通量が多い若宮大路は、写真のように生垣&竹垣と、石づくりのポール&鎖の組み合わせで車道と歩道が区切られています。これって、かなり景観に配慮されてますよね。他にも銀のポールが並んでいる箇所(写真1)などありましたが、旧鎌には「何もなし。白線だけ。(写真2)」という道路が圧倒的に多いです。
 だいたい鎌倉の道は狭い。狭いからガードレールはもとより、段差のある歩道だってつけられない。それこそ、人と車が牽制しあってやっとこ通っているような道が多いのです。これは地域の母親たちの悩みのタネで、中には傍若無人な運転者もいるから、歩いている小学生がミラーに引っ掛けられたとか、足の甲を轢かれて骨折したなんて話はしょっちゅうあります。ほんとに。
road01
 岐れ道のあたりまで行くと、ガードレールを発見(写真3)。しかも明らかに車がこすった痕が・・。こんな無骨な代物でも、ないよりあった方がいいのでしょうか・・?

 例えば清泉小学校の周囲の道には、歩道を分ける白線すらありませんが(写真4)、桜並木が張り出した石貼りの道をスピード出して走り抜ける車なぞ見た事ありません。あるいは、フタがない側溝が残る道(写真5)。こんな道、危ないに決まっている。だから人も車も注意して通行する。たまに小学生が落っこちたりもするんでしょうが、「危ないからフタをしろ!」と行政に文句を言うのではなく、お互いの見識にまかせている地域の方々はホント立派だと思います。
road02

 ガードレールがあるからと言って、危険運転が減るわけじゃないですよね。車と人を安易に分けるのではなくて、共存して行く方法を探って行く。街づくりの基本のような言い回しではありますが、特異な道路環境を持つ“鎌倉”でこそ、その「理想の型」を求めやすいのではないかなと思った次第です。世界遺産登録で人も車も人力車も道路にあふれかえる最悪の事態に陥る前に、まず一考すべきテーマでしょ?


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