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由比ケ浜トマソン

yuigahama

「トマソン」というワードに反応したあなた、同年代ですね?
由比ケ浜通りは、古くて新しい商店街。昭和の歴史を伝える建造物や意匠が、街のあちこちにちりばめられています。
上にご紹介した9つの写真は、江の電の踏切あたりから、文学館入口の交差点あたりまでの由比ケ浜通り沿いに見つかった「由比ケ浜のお宝」。さて、どこにある?

ヒントはこちら------------------------
1)由比ケ浜通りが誇る景観建物。でも店先にあるこの石の存在理由は、お店もご存じないそうで・・。
2)この扇の形、どこかで見たことある? そうそう、クッキーの包みとか、箱とか。
yuigahama013)ここも有名店。ヒントは右写真をクリック。
4)なぜ斜めなの? こちらも写真のヒントあり。電柱看板をチェック!
5)ゴシック様式の窓の形。・・といえば?
6)今はカッコいいBarになってます。
7)とてもいいにおいがする老舗の和風専門店。その店先に・・・
8)鳥? 焼き鳥屋? ・・ちがうよ。
9)これぞトマソン。どうしてこうなっちゃったんだ?

以上、出題と撮影は東京電機大講師で鎌倉在住の建築家、>>熊倉洋介さん&事務所スタッフの皆さんでした。こういう視点での街歩きって面白い。このお正月休みは、少しのんびり、キョロキョロしながら通りを歩いてみませんか?・・あ、混んじゃっててダメかしら? (答えがわかった方は、コメント欄へ!)

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景観重要建築物、去来庵でビーフシチュー

北鎌倉にある去来庵。ビーフシチューの店としてつとに有名ですが、案外行ったことがないという鎌倉市民も多いのでは? 立地とかメディアでの取り上げられ方からして、なんとなく「観光客が行くお店でしょ?」と決めつけているとしたらもったいない。実は去来庵、>>「鎌倉市都市景観条例」によって平成16年3月に鎌倉市の>>「景観重要建築物」に指定された、いわば鎌倉のお宝建築物なのです。
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 去来庵の若ダンナ、日下さんのお話によれば、そもそもは日下さんのひいおじいさまが、かれこれ70年近く前(昭和12年以前)に別荘として建築された建物だそうで、28年前からレストランとして営業を始めたのだそうです。ご先祖が残したものの価値を大切にして、ご家族で守り伝えて行こうという気持ち。とてもやさしくて、あたたかくて、素敵ですよね。

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敷地内に一歩入れば、最近流行のナンチャッテ和風飲食店とは全然違う、歴史が語る魅力、ホンモノだけが醸し出す重厚な時の流れを感じることができるでしょう。
ビーフシチューのセット(シチュー+ブイヨンライスorバタートースト+ミニサラダ+コーヒー)が2650円は、ちょっと高い? いえいえ、このお宅を維持して行くには、お庭の手入れや建物の補修や、たぶん固定資産税だって、ハンパじゃないお金がかかるのです。だから私たちもビーフシチューをいただいて、鎌倉の景観維持に貢献しようじゃありませんか!・・・なんて、えらそうなこと言うまでもなく、素敵な建物でおいしい食事をいただくひと時はとても幸せだから、ぜひ行ってみて下さいな、去来庵。
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■ 去来庵 鎌倉市山ノ内157 0467-24-9835 
営業時間 11:00〜15:00 金曜定休

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ピーガル君が子どもを守る?

pi-gal02 校内、通学路、今度は塾・・。
 子どもが安全に過ごせる場所は、今やどこにもないのでしょうか。
 相次ぐ事件を受けて、「鎌倉はどうなってるんだ!?」「学校は、警察は?」いろんな声が出てきているようです。

 正直なところ、危機意識が薄いなと以前から感じていたのは、警察と学校との連携があまりとれていない点。
 例えば不審者がいたという通報があった場合、警察は各学校にfaxで情報を流すけれど、それを各家庭に伝えるかどうかは学校の判断に任されているといいます。よって、それがリアルタイムで(連絡網などで)家庭に伝えられることはほとんどない。良くて翌日に注意を呼びかけるプリントがまわってきますが、少し離れた学区の情報となるとまったく伝わって来ない。塾やお稽古のため電車やバスに乗って行動する児童も多いというのに、なんか認識が古いよなと思ってしまう。

 古いと言えば、この情報化時代にインターネットを使った情報伝達がないことも驚き。例えば、不審者や事故の情報にしても、ホームページやメールを使えば瞬時に全家庭に伝達できるはずなのに、そういう仕組みづくりをしようという気持ちが警察にも学校にもありません。ちなみに、「インターネットを使った警察の犯罪情報提供」はこちら↓。
>>神奈川県警察
 [マップ情報]で、年度ごとの街頭犯罪等発生マップを検索できる。
>>鎌倉警察署・鎌倉防犯協会 
 [犯罪の発生状況]で、1週間ごとの街頭犯罪等発生状況を閲覧できる。
>>大船警察署 
 [トップページ]で、毎日の刑事事件発生件数を閲覧できる。
つまりリアルタイムでは全然ないし、我々生活者に必要なのは「件数のデータ」ではないんですが・・。

 鎌倉警察生活安全課では、管内で発生した犯罪情報をまとめて、登録者に翌日メールで配信しているそうです。ただし登録はPTA役員ではなく(役員が毎年変わってしまうので)、町内会、自治会などに限定されています。また、ある署員の方がボランティア的に始められたことなので、「警察の業務の一環」ではないとのこと。

pi-gal01 鎌倉の警察が管理している防犯組織としては『>>ピーガル君の家』があります。時々見かけると思うけど、こういう札が貼ってあるお宅(店)は、警察の依頼を受けて「何か困った事態が起きた時に助けてくれる」ということになっています。実は今年の春に「鎌倉警察はピーガル君の家に誰が住んでいるか全然管理していなかった!」ということが露呈して保護者側が慌てたという裏話あり。それぐらいノンキな土地柄だということは、むしろありがたいと言うべきか・・・?

 「ピーガル君」よりも安心できる存在を・・ということかどうか、学校ごとに「子ども110番の家」というプレートを作って保護者や地域のお宅に配っている所も多いです。大船小、今泉小、小坂小では『大船地区子どもの安全を見守る会』というボランティア団体が「リス」のマークのパトロール用カードやプレートの配布を行っています。今、地域によってリスだったりヤギだったりすると判りにくいから市内で統一のものを作ったらどうか、という声が出ています。一方で、「ピーガル君の家があるんだから、それでいいじゃない」と言うPTAもあったりして・・。市と警察とPTAと、三者が連帯して何かを進めるという体制はありません。子どもをめぐる事件の多発を受けて、こういう体質が変わるかな?どうかな?

pi-gal03 近頃新聞でも取り上げられていますが、鎌倉は自治会や町内会組織が強い地区が多いので、近所のお年寄りが中心になって登下校時にパトロールをして下さったり、商店街から「何かできることは?」と声をかけて下さったりという事例は多いようです。これはとてもありがたいですね。市内では、消防車を使った下校時間帯のパトロールも始まったようです。でも基本は、自分の子どもの通学路や行動範囲に危険箇所がないかチェックすること。万一の時にどうしたらよいか、よく教えておくことが一番かもしれない。
 ほんとに、今の子どもたちって、どこでどんな危険に遭遇するかわからないサバイバルの時代を生きてるんだと思う。そのことがとても可愛そう、というか、この鎌倉ののどかな風景に対して、とてもチグハグな感じがしてしまうんですが・・。

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文学都市かまくらと文学館

bunngaku01 鎌倉文学館で10月から開催されている>>『文学都市かまくら100人展』。会期は今月18日(日)までとなってしまいましたが、近代の鎌倉好きな方なら、この展示は観た方がいい。明治以降、鎌倉に関係した(住んだ、しばしば滞在した、題材に有名作品を書いた等々の)文学者が、ジャスト100人大集合! 山内館長の「文学館の総力を結集しました!」との宣伝文句にウソはない。開館20周年記念、かなり力入ってます。

 そもそも文学館に行ったことがない方もいらっしゃるかも? 詳しいことは、>>文学館のホームページをご覧いただくとして、とにかく広大な敷地、山をバックにそびえる洋館、前面に開ける海・・この空間に立ち入れるだけでも観覧料400円は充分モト取ったようなもの。おまけに今回は、庭先で名だたる文学者の先生方がお出迎え下さいます。ああ、ありがたい。
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 館内には、夏目漱石にはじまり、正岡子規、島崎藤村、有島武郎、芥川龍之介、川端康成、高浜虚子、里美とん(=パソコン表示不可)、小林秀雄etc・・ほんとに錚々たるメンバーと鎌倉とのご縁が展示されています。やっぱり住民として興味深いのは、文士の皆さんの居住地(または来訪地)を鎌倉のマップに落とし込んだ一枚のパネル。「へえ、芥川さんちはここだったのね」と、お隣さん感覚が楽しめます。小動岬太宰治の名前があって「え、何だろう?」と思ったら、「大学1年の時、小動岬で心中をはかり・・」だそうで。ま、そういうご縁もありか。
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ちなみに、鎌倉文学館は元前田公爵邸。三島由紀夫の>>『春の雪』の舞台となった別荘のモデルなのだそうです。そう、あの妻夫木くんと竹内結子共演の行定監督作品(公開中)。来年あたり、文学館で>>『春の雪』の上映鑑賞会やったら盛り上がりそうだな。やりたいな。

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