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置石振興会のお祭りに思う

Okiishi01 今日はやけに観光客が多いなと思ったら、>>鶴岡八幡宮の>>例大祭でしたね。数々の祭事がある八幡宮でも最も大きな祭礼で、大行列が本宮から二の鳥居までを練り歩きます。800年の歴史があるという、それはそれは荘厳なお祭りなのですが、観光客もすっかりひけた午後7時、今度は威勢のいい御神輿の声が・・。
 つられて段葛まで出てみると、白い法被姿の老若男女が「置石」の提灯が下がった神輿をかついでいます。ちょっと前まで「置石振興会」と言われていた八幡宮前商店会、つまり段葛の両脇に面した商店街のお祭りです(氏神さまは八幡宮!)。八幡宮前商店会、通称「置石」はいわばこの地区の町内会でもあるので、段葛の清掃や樹木への水やりもこの組織が担っています。

 八幡宮の宮前を守る大切な会ではありますが、近年はテナントで商売する業者が多くなり、昔からこの地に根ざして商いをしているお店は激減してしまっています。必然的にお祭りもこじんまりと、御神輿の担ぎ手もよく見ると横浜や大磯のハッピを着ていたりします。一等地ゆえに若い世代の住民も少なく、大町や浄明寺あたりのお祭りが新住民を巻き込んで、どんどん賑やかになっている感じがするのと比べると、正直寂しく感じられます。沿道のお店も、シャッターを下ろして提灯すら掲げていないところが少なくありません。
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 そんな中、一カ所だけ煌々と電気をつけてにぎわいを演出していらっしゃったのが>>豊島屋本店。社長自ら店前に出て、御神輿の担ぎ手たちに気前よくお菓子やジュースを振るまっていらっしゃいました。ご相伴にあずかったあったかいお汁粉が美味しかった!(浮かんでいたのはハトが2羽。)
Okiishi06_1 「商店会って、そこで商売をしているだけじゃなくってちゃんと街を守る機能を果たしてるんですよ」とおっしゃっていたのは、やはり鎌倉の老舗>>井上蒲鉾の牧田社長。地域で商いをするっていうのは、本来そういうことだよなと、またしても豊島屋さんの心意気に打たれた夜でした。
                          (おまけ→)
 なんと、段葛のまん中にセットされた宴席!
 こんな大胆なことが許されるのは置石振興会だけ!

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