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今度のハトはちょい太め(豊島屋菓寮)

Hatoko194 >>豊島屋菓寮・八十小路(はとこうじ)、10月16日(月)オープン!
 >>豊島屋本店裏手、小町の路地に面した平屋風の落ち着いた建物です。小町通りの一本裏の路地は、方向感覚を失いそうなごちゃごちゃとした所が魅力ではあったけれど、ここ一角だけ視界が開けてまるで別世界。
 この甘味処は豊島屋社長のこだわりをそのまま形にしたような店。「近頃は古都なら何でもアリの風潮で、京都風のしつらえの店が鎌倉にも増えてしまっている。本来の鎌倉っていうのはもっと粗野なイメージだ」・・と、以前お話をうかがったことがありますが、確かに武士の街らしい荒々しさを内包したような、素朴な中にも凛としたところがある堂々たる外観です。(施工:>>斉藤建設

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 中には椅子席が30席ほど。内装は白と黒を基調としていて、予想よりもモダンな印象。鎌倉が誇る「段葛」にちなんだ「桜餅」が季節を問わずに食べられるほか、大納言(赤?)と白小豆(白)がセットになった「源平しる粉」、季節の上生菓子などがステキな器に盛られて出てきます。
 客層としては、「着物姿のいぶし銀の女性たち」が最も似合いそう。我々世代ですらちょっと背伸びしてる感じがする・・・そんなお店、鎌倉ではひさびさだなあ。

Hatoko195源平しる粉945円、あん蜜735円、小倉白玉630円、珈琲於麗(カフェオレ)525円、お抹茶525円、段葛桜餅210円 ほか
鎌倉市小町2-9-20 TEL:0467-24-0810 
17:30閉店 定休日:水曜

左はお客様に配っていた祖品の小皿。
ロゴが入るので「八十小路」のハトはちょっと太めです。

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鎌倉の資産活用プログラム

Enden
 イベントの秋。鎌倉でもいろいろな企画が盛りだくさんです。
 上は、9月末から10月上旬に実施された>>極楽寺・稲村ケ崎アートフェスタ。今年は10回目になるそうです。この継続のエネルギーは素晴らしい!写真は、9/30(土)に>>江の電極楽寺車庫で行われたコンサート風景。約100席のパイプ椅子に加え、江の電車両も観覧席になってました。楽しい。

Takigi05 右は、10/7(土)>>鎌倉宮で行われた江守徹のリーディングライブ「羅生門」。翌日開催される>>薪能の舞台を使っての朗読会。前日の悪天候に洗われたような空気は、夜の訪れとともに思いのほかひんやりして辛かったけど、名月の明かりと篝火の煙が夜空に映えて舞台装置はカンペキ。広島・厳島神社で行われた>>世界遺産劇場>>狂言舞台(野村萬斎親子だよ!)より「会場の雰囲気は上よ」とのお話を某方よりうかがいました。へえ、そうなんだ。

Pict2417_1 そして三つ目は、おなじみ秋の>>川喜多邸公開。外国映画の輸入と配給、海外への日本映画紹介などに情熱を注いだ川喜多長政・かしこご夫妻の旧邸です。 川喜多記念館の設立を望まれるご遺族によって、鎌倉市に土地と建物が寄贈されて早6年。今回も公開されたのは離れの>>和辻邸だけで、ご夫妻がお住まいだった母屋は“老朽化のため”非公開でしたが、窓が開け放たれているだけでとても美しいお姿(左写真)。今にも、モノクロームの原節子か淡島千景が顔を出しそうな風景です。
 
 で、今回のネタはどういうテーマかというと、鎌倉にはこういう文化的な利用価値の高い施設がたくさんあるのになあ、という話。川喜多邸など、春と秋の公開時以外は誰一人足を踏み入れないんですよ。庭を整備するのにお金がかかるから施設を利用できない、というのが担当課の説明なんですが・・。今にして思えば、よくぞ>>映画祭の選考会などに使わせていただけたものです。すいませんでした、その節はいろいろとわがまま言いまして。(ほんの半年ほど前のことなのに、すごく懐かしかったりする。)

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雑誌とテレビの「鎌倉グルメ特集」

525_1 徳間書店の月刊グルメ雑誌>>『食楽』(>>「楽食」はこの雑誌をパクったわけじゃないですよ。念のため)。9月30日発売の11月号で、鎌倉のおいしいお土産を>>楽食組が推薦させていただきました。鎌倉在住者がセレクトするお土産ということで、ちょっとひとひねり。本店でなきゃ買えなかったり、予約が必要だったりと、観光客の皆さんにはハードルが高い品々が並んでしまいましたが、ま、そういう逸話もお土産ネタに使っていただければ、との注釈付きです。もちろんイラストは「楽食日記」の>>ちぃ画伯こと、井上智陽さん。楽しくて使える情報がたっぷり入っていますので、ぜひ書店でお手に取ってご覧下さい。780円也。(Amazonは>>こちら

Kano02_1 で、『食楽』は他にも東京や京都のおいしいお店を特集しているんですが、これが圧倒されるほどのスゴい情報量。いったい何人のスタッフで担当していらっしゃるかは存じませんが、毎月毎月、調べて、取材依頼して、食べて、撮って、書いて、編集して、という作業のくりかえし。担当者によると、この「食べて」という作業が特にしんどいらしい。だってね、月刊誌の発行スケジュールからすると、「食べて」にあてられるのはせいぜい3-4日。一日何件もハシゴして、おなかパンパンになって、喉まで食べ物がつまっている臨界点で、冷静なコメントを考えなきゃいけない。ここで「おいしいものがたくさん食べられていいわね〜」なんて言われたら、頭はたきたくなる状況でしょう。
 しかし、この女性編集者が切れ者な上にスリムなんだよね。雑誌の方っていうのは、本当に誠実できちんとしているなあと、取材を受けるたびに頭が下がります。いつでも修正できるネットでの情報発信と違って、手元にずっと残る活字メディア制作者の伝統とプライドですよね。
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 実は>>某テレビ番組のロケーションが先日鎌倉でありまして。こちらはものスゴい数のスタッフが巨大ロケバス数台で嵐のようにやってきて、鎌倉のおすすめランチ店を4軒ほど取材していきました。ジャニーズアイドルのバラエティ番組ということでスタッフ数もふくれあがり、制作費もそれなりなんでしょうが、カメラ1台+スタッフ数名という撮影に慣れ親しんできた身としては、そのエネルギーにあらためて驚嘆した次第。ま、こちらの番組の詳細については、いずれまた。

 雑誌とテレビ(のバラエティ)。同じマスメディアでもほんとに違うなあ、と。いや、どちらがどうという話じゃないんだけどね。

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