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イルミネーションと門松

200612 クリスマスシーズンを迎えるたび、年々驚く回数が増えています。何がってクリスマスイルミネーション。鎌倉駅前のイチョウ並木の電飾は、寒い中、駅を降り立った人が「ホッ」とする暖かさが感じられて好き。江の電駅のライトアップもかわいらしくて◎だと思う。むしろびっくりしちゃうことが多いのは夜の住宅街。闇の中、満艦飾に輝く5mを越す庭の木に遭遇したり、3階の窓から1階までの外壁に巨大ツリーが青と赤と白の光で描かれていたり・・。お店とかクリニックとかのご商売をしているわけでもない、ごくごく普通のお宅なんですよね。鎌倉の住宅街の夜は概して暗いので、余計に目立つんでしょうか。

 10年ほど前、東京都心から鎌倉に移って来た時は、まったく(と言っていいほど)クリスマスの飾り付けをする家がなかったので、反対に「さすが鎌倉」と驚いたものだったけど。個人的な好みの問題ですが、鎌倉のやや湿気を含んだ冬の夜に似合うのは、蛍みたいにほのかに点滅する、控えめな電球色じゃないかな、と思う。旧鎌倉地域の自動販売機をベージュで統一するようお願いしているのと同じく、イルミネーションも「電球色の点滅のみ」って統一したら、話題になるかもね>都市景観課さん。

Kadomatu04
 さてクリスマスを越すと、いよいよお正月です。クリスマスにはまったく関心を示さなかったお宅が、待ってましたとばかりにイキな門松を飾ってくれます。鎌倉の門松率の高さは、関東圏では屈指ではないかしら? この季節になると、ああ、門松が似合う門扉がある家はいいなあ、うらやましいなあと、キョロキョロしながら街歩きしています。


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円覚寺・龍隠庵の紅葉

 今年の紅葉はかなり気まぐれで、場所によって見頃が随分バラバラだったような気がします。12月に入ってもなかなか紅葉しないと気をもんでいると、雨に打たれて散ってしまったり。なんだか見そびれた感があり、1年分損したような気がしていたのですが、11日の>>円覚寺内の塔頭でとてもラッキーな巡り合わせ。「今日が今年のベストタイミングですよ」とご住職がおっしゃる紅葉を愛でることができました。
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 それは、円覚寺の総門を通って左奥にある<龍隠庵>というお寺。ご存知かもしれませんが、円覚寺山内には「塔頭」と言われる小さなお寺がたくさんあります。ここ龍隠庵は1419年頃、円覚寺102世大雅省音をお守りするために開創されたとのこと。風情のある茅葺き屋根の書院風建物。腰をおろすスペースもあるお庭からは、円覚寺の選仏場の茅葺き屋根や、北鎌倉を囲む山々がよく見渡せます。こちらでは子どもを対象にしたイベントや、展示会が催されることもあるそうで、お若いご住職が「いつでもあいてますからどうぞ!」と気さくにおっしゃって下さいました。お寺さんが持つ温かなもてなしの心が感じられるステキなお寺です。(龍隠庵については、>>鎌倉シニア通信のページをご参照下さい。)

Engakuji01左は、円覚寺境内にある小津安二郎監督のお墓(『無』という一字が大きく彫られています)。小津ファンの方々が監督をしのんで催す「麦秋忌」という会でお参りさせていただきました。12月12日のご命日には、毎年そうそうたる面々が墓前にいらっしゃるそうです。

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鎌倉映画月間!

Seijun00_1 ・・と名付けたいぐらい、12月の鎌倉は映画の企画がいっぱい。
 まず、12/8鈴木清順監督の>>『ツィゴイネルワイゼン』上映(川喜多記念館建設等基金推進映画会)。釈迦堂切り通し、八幡宮境内、妙本寺、極楽寺駅などが印象深いシーンで登場する作品です。
 12/11は>>小津安二郎監督の命日を前に>>「麦秋忌」。笠智衆さんのご長男の講演と、北鎌倉を舞台にした名作『晩春』の上映(麦秋忌の会)。一日おいて13日には、昭和初期の鎌倉の風景がたくさん記録されているという『海浜の女王』と、これまた小津監督の『東京暮色』(>>財団法人 鎌倉市芸術文化振興財団)。そして17日(日)鎌倉女子大学岩瀬キャンパスでは、>>『武士の一分』が絶好調の山田洋次監督が語る「鎌倉と私」(商工会議所青年部)。そういえば『武士の一分』、加世さんのお墓参りのシーンは北鎌倉の>>浄智寺さんでしたね。

 これだけ「ゆかりの作品や講演」が揃うと、「やっぱり鎌倉って映画の街だったのね〜」って思うけど、ちょっと集中しすぎ。個人的には、15分の短編『海浜の女王』(1927)が楽しみだったりする。失われつつある映画の保存活動に取り組む>>映画保存協会が発見したフィルムを、鎌倉芸術財団が「里親」になって復元したのだそうです。なんかモダン活劇みたいだし。写真見るとキートン喜劇を彷彿とさせちゃう感じだし。
Zushifilm
 お隣、逗子市の>>『第2回 逗子湘南ロケーション映画祭』も12/8〜10ですね。こちらは裕次郎作品からYUIちゃんの>>『タイヨウのうた』まで(ホントは鎌倉が舞台なのにぃ・・)。今年は海外の短編作品の上映や、逗子周辺を舞台にした「シナリオ大賞2006」の発表などもあって、2年目にしてかなりの充実です。シナリオ大賞受賞すると、映像化するための資金が出るそうですよ。>>プレアデス国際短編映画祭に推薦できるような面白い作品が選ばれるといいな。

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