« 取り戻せないもの | トップページ | 茶寮 松ヶ岡に伝わる「気」 »

江の島 とびっちょの快進撃!

 訪れたのは、真冬の平日のランチタイム過ぎ。しらす禁漁の真っただ中。当然、名物の生シラスはお休み中。なのに、混んでいる。店の前には空席を待つカップルや家族連れがズラリ。人気店とは聞いていたけれど、これにはビックリ。ハイシーズンの休日には、いったいどんなことになっちゃうんだろう。こんな繁盛店を切り盛りするご主人とは、いったい・・?
 現れたのは、まだお若くて腰の低い堀田さん。聞けば、この界隈のお育ちで奥様のご実家は江の島の中にあるというバリバリの地元ッ子。このあたりの漁師の家で当たり前に食べていたメニューをお出ししているんですとおっしゃる。店名の>>「とびっちょ」とは、漁師さんの間で伝わる、>>江の島のとある磯の呼称なのだそうな。
Tobittyo00
 しらす漁のある時期は、毎朝腰越にしらすを買いに行く。生シラスは鮮度が命だから、おいしく食べていただくならランチの早い時間に。反対に本日おすすめの刺身は三崎あたりで買い付けることが多いので、午後にならないと店に並ばない。とにかく地の利と地元のネットワークを活かして、鮮度のいい生魚を安く出すこと。それがモットーであり、人気のポイントなんでしょうが・・。
 しかし、話を聞いているとなかなかどうして。柔軟な発想と旺盛な好奇心、そして見事なチャレンジ精神の持ち主でいらっしゃいます。「しらす問屋」の名の通り、近隣にしらすやちりめんをおろすかたわら、「しらす豆腐」や「しらすパン」を作ったり、ついには「しらすビール」(しらすのエキス入りビール!)を売り出したり。かと思うと、近所の漁師さんの伊勢エビ漁を手伝うなど、地元の海にも入れあげている。江の島のサザエは美味しい!と褒めたら、ほんとに嬉しそうな笑顔を見せてくれるナイスガイなのだ。
 先ごろ、2号店>>「たこ島」も近くにオープンさせたばかり。湘南の海には、まだまだ未開拓な資源がたくさん眠っているのかもしれない。彼らのように地域を愛する若いフロンティアによって、これからもっともっと活性化していくといいね。

しらす問屋 とびっちょ
藤沢市江ノ島1-6-7
0466-23-0041
http://www.tobiccho.com

|

« 取り戻せないもの | トップページ | 茶寮 松ヶ岡に伝わる「気」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/36419/13617712

この記事へのトラックバック一覧です: 江の島 とびっちょの快進撃!:

« 取り戻せないもの | トップページ | 茶寮 松ヶ岡に伝わる「気」 »