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能舞台のあるお宅

Noubutai01 風薫る5月の夕べ、「東御門」と呼ばれる地区内某所で『薩摩琵琶を楽しむ会』が開かれました。題して、「林隆三の朗読と坂麗水の琵琶で綴る夢幻の世界」。俳優の林隆三さんが読み上げる小泉八雲の怪談に、薩摩琵琶の激しくももの悲しい音色が重なり、なんとも幽玄な世界が演出されていました。(演奏中は撮影不可)

 今回のステージとなったのは、鎌倉市の>>景観重要建築物にも指定されいる>>村上邸の能舞台です。純和風建築の建物もお庭も、もちろん「お見事!」なのですが、このピカピカに磨かれた能舞台の美しさには、鎌倉の上流階級の圧倒的なプライドを感じます。今も関係者がお稽古などに使っているそうで、年に1-2回、このようなイベントで一般の者にも訪れる機会を作って下さっています。

 邸内には数寄屋造りの茶室もあるとのこと。鎌倉市都市景観課のコメントを引用すると、「この能舞台と茶室は、当時(=昭和30年代)の富裕層の間で、能や謡曲の会、 及び茶会が社交のための手段であったのではないかということをうかがわせるものである。村上邸は、鎌倉におけるそういった社会や生活の様式を今日に伝える、 生きている博物館のような存在ともいえる。」
Noubutai02
 ・・・このような建物をいかに後世に残すのか。藤沢の>>モーガン邸で悲劇が起きたまさにその日、迫力ある麗水さんの演奏に身をゆだねながら思いを巡らした宵でした。

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