明月荘と、鎌倉の休日

梅雨の合間の土曜日。
鎌倉ベジカルチャーマップのよっちゃんが、
北鎌倉明月荘でワークショップをやります!とツイッターで誘ってくれたので、
たからの庭のつみたてセリのおひたし持って出かけました。

100710e.jpg

明月院よりもさらに奥、谷戸のつきあたり。
立地はたからの庭に似てるけど、アプローチはこちらの方が立派。


100710g.jpg

広い敷地に昭和21年築の和の建物。
いたいた。いい感じでまったりしてる。


100710f.jpg

集まったのは、マクロビとかローフードに興味を持って実践されている方たち。
持ち寄りで、ヘルシーなフードが並んでいます。
ヤブカンゾウのつぼみの酢漬けなんて、こんなことがなきゃ絶対に食べない。
らっきょうかミョウガみたいで、まあまあいける。


エコや環境の話から政治の話、はたまた鎌倉の逆パワースポットの話などで盛り上がっていたら、お隣の茶室の先生が「お茶のみにいらっしゃいませんか?」と声かけて下さいました。

100710d.jpg


図々しくも全員でお邪魔して、おいしいお薄を一服。
茶室は作り込まれていて、さらに雰囲気がいい。

明月荘、現在は県の所有で鎌倉市が生涯学習施設として借り受けて運営してきたのですが・・・
実は、今月いっぱいで利用できなくなってしまうんです。
もう老朽化していて、解放するのは危険という判断。
でももちろん修繕するお金はないので、利用中止。
閉鎖したら、1ヶ月もしないうちにボロボロになって、二度と使えなくなります・・
と、お茶の先生こと神奈川まちづかい塾の小林さん。

そりゃそうだろう。そうなんだけど。
どうしたら残せるっていうんだろう?


100710c.jpg

ボランティアの力で維持していくからって言っても、
行政が所有している物件を、そうそう丸投げできないでしょう。
>>神奈川新聞記事によれば、現在の定期利用団体は10組というのよね。
ここがもっとたくさんの人にオープンに利用されて活性化してたら
閉鎖以外の選択肢もでてきたんじゃないか?と思うんだけど。
市内の古民家は、そんな話ばっかり。


さて、気を取り直して。
夕方から出かけたのは、こちら。
私にとってのパワースポットかも。

100710b.jpg

龍隠庵さん。

あの階段が結界で、それを超えて今、異空間に来ているんだなとふと思う。


100710a.jpg

今日は女優・山下智子ちゃんの京ことば「源氏物語」の会です。
はじめて会ったのは2年前。
その時より格段にうまく、堂々としてた。
京ことはで聴く源氏物語はほんとに気持ちいい。

「○○してはります」って言葉遣い、すごく好き。
源氏の時代にもあったのかな、関西弁。
京ことばの台詞を聞いていると、登場人物たちが実像をもって浮かび上がって来る。
いとゆかし。


たまには、たからの庭を離れて北鎌倉ネタをお届けさせていただきました (´ー`).。o

| | コメント (0) | トラックバック (0)

鎌倉のアジサイ

この週末の鎌倉は、まさにアジサイ狂騒まっただなか。
そんな喧噪とは無縁の、
極上のアジサイ鑑賞スポットに行って参りました。

R0015681

場所? ヒミツ。
わかる人にはわかるよね。

R0015683

入り口にはなんと
「アジサイご自由にお持ち下さい。小袋あります。」の文字と、
バケツいっぱいのアジサイ。
欲しかったけど・・・
これ持って歩いてたら、絶対に不心得者に見える coldsweats01

一方、長谷寺さんでは、この状態。
チケットの番号で整理して、80分待ちですって。
それでも見たい、という方が全国からいらっしゃってるんですよね。

R0015685

阿修羅展でも思ったけど、
思い出が「何を見たか」じゃなくて、
「どのぐらい人がスゴかったか」という話で語られちゃうのは残念。
ちゃんと、見て、人の思いを感じたいです。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

野村総合研究所跡地を見て下さい

 野村総合研究所跡地の建物内を見学する機会がありました。2002年に鎌倉市に寄附された跡地全体は約16万平方メートルと広大。建物だけでも延床面積が約15,000平方メートルあります。詳細は>>鎌倉市のホームページで。

Nomura00Nomura03
ガラスを多用した外観。見学には要ヘルメット&懐中電灯。中はこんな。希望すれば机もらえます。ほんとです。
Nomura02Nomura01
庭は手入れされていてきれい。ピクニックや遠足に自由に使えます。一見キレイでも耐震構造や壁面や電気系統、全部新しくしないと使えません。
Nomura04Nomura07
あ〜あ、とタメ息でちゃう廃れ具合。しかし廃墟としての趣きは今一歩。
Nomura06Nomura05
屋上から。怖いウワサもある元・生物科学実験棟。グラウンドの向こうには相模湾も一望。マンションだったら高く売れない?

 この資産をどうやって活用して行くのか。市は、「鎌倉らしい文化の薫り高い、文化・教養ゾーンとして土地活用を図り、市民サービスの向上に努めたい」として、リフォームして中世博物館や美術館の設置を予定しているもよう。しかしながら計画は遅々として進まず・・。こういうものが何年も手つかずで放置されている鎌倉市。さすが市民の懐が広いと言うべきか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

鎌倉の人、必見!! の團菊祭

 Kabukiza 久々、盛り上がりましたよ。5月の>>歌舞伎座の夜の部は、通し狂言>>『青砥稿花紅彩画』(あおとぞうしはなのにしきえ)。有名な弁天小僧が登場して、五人の盗賊がイキに勢揃いするシーンから『白浪五人男』とも呼ばれる、アレです。

 劇中のクライマックス、弁天小僧がうたいあげる口上がこちら。

 さてその次は江の島の岩本院の児あがり、ふだん着慣れし振袖から髷も島田に由井ヶ浜、打ち込む浪にしっぽりと女に化けた美人局、油断のならぬ小娘も小袋坂に身の破れ、悪い浮名も竜の口土の牢へも二度三度、だんだん越える鳥居数、八幡様の氏子にて、鎌倉無宿と肩書も、島に育ってその名さえ、弁天小僧菊之助。bearing

 そんなバリバリの鎌倉っ子17歳、弁天小僧菊之助を演じるは、御年おそらく65になられる七代目菊五郎。それがどうして、なかなかの男っぷり。極楽寺の屋根の上での大立ち回りなど、完ペキ肉体派スペクタクルだし(帝劇『Endless SHOCK!』の原点を見た!)。黙阿弥って、めっさ庶民派作家だったんだなあ、今さらながら。
 
 「知らざあ、言って聞かせやしょう・・」のタンカで知られる『雪の下浜松屋の場』(=雪ノ下です)と『稲瀬川勢揃いの場』(=稲瀬川です)は何回か観てますが --1月にも浅草で七之助版弁天小僧を観た。これはこれでグー! -- 今回の歌舞伎座は『初瀬寺花見の場』(=実は長谷寺です)から『滑川土橋の場』(=滑川です)まで通してくれたから、もろ鎌倉づくし。極楽寺の屋根から投げたお宝が滑川に落ちるなんて下りには「え?なんで?」と地元民ならではの突っ込みも入れながら、楽しく観させていただきました。

 弁天小僧って、雪ノ下のいい商家の息子だったのに、長谷寺の参道で迷子になって盗賊になっちゃったんだって。・・ふーん、そうだったのか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

オトコ前@鎌倉路地フェスタ2008

 ゴールデンウィーク前半、鎌倉の路地の風物としてお馴染みになってきた>>『鎌倉路地フェスタ』。今年も晴天にめぐまれ、4/27-29の3日間、たくさんのお客様をお迎えすることができました。まずは、ご協力下さった近隣の皆様にあつく御礼申し上げます。

R0010531R0010528

R0010542_2R0010535_2

 拠点NO.5・住みたい鎌倉では、路地に面した空間で恒例のガーデンピクニックを開催。土器アーチストのchiakiちゃん、写真家のhanaちゃん、スイーツ作りのmieちゃんの3人娘は、自称<ピクニックニスト>。オリジナル作品や可愛い手作りグッズを持ち込んで、楽しいピクニック空間をプレゼンテーションします。

R0010547_2R0010554_2

 29日の夕方には、獅子舞保存会のご一家が荏柄天神参道のパフォーマンスから流れて来てくれました。ピクニックガーデンのお客様+通りすがりの方たちを前に、お囃子の調子に合わせて凛々しく舞う獅子、そしてひょっとこ・・。正直、想像をはるかに越えた質の高い芸に圧倒されました。これぞ正真正銘、日本人のグルーヴだZe。鈴木さんご一家、ブラボ〜!!

R0010534R0010563

 で、写真はイマドキのニッポン男児2名。左は、今回お弁当とパエリアの試食販売にトライした阿部剛シェフ@鎌倉でお惣菜とカフェの店を出店計画中。1歳のお子さんをオンブひもで背負いながらガスバーナーの炎と格闘する姿が印象的でした。右写真が、メッサかっこいい獅子の中から現れた鈴木孝幸くん@本格派庭師めざして奉公中。お二人とも、技術もクリエイティビティもありながら目標をきちんと据えていて、しかもとても折り目正しく人柄が良い! ひと世代前の日本にはいなかったタイプの男児かもしれない。いよっオトコ前だねっ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

加藤さんとこのワカメ

Wakame00_2 鎌倉の海はワカメ干しのシーズン。近年暖冬で、ワカメが育たず泣くことが多かった漁師さんたちも、今年はホクホク? 「鎌倉わかめ」って名前だけでもありがたがられるのかな。地方では結構高値で売れるという話を聞いたことがあるけど。

 我が家にもやってきましたよ、穫れたてワカメのおすそ分け(I、さんくす)。もとはこーんな色<上>なんだけど、お湯に入れたとたんにサッと鮮やか緑<下>に大変身。・・うまかったす。穫れたてだからか、鎌倉わかめだからか、そのヘンはあいにく定かではないが、コリッとした歯ごたえがあって、磯っぽい香りがして、うまい。

Wakame02 このワカメ、どなたの手によるものかと申しますと、坂ノ下の漁師・加藤さん(右写真)。光明寺にて戦後すぐにスタートした自由大学>>鎌倉アカデミア演劇科の御卒業生。御年80をとうに超すとは思えないこの若々しさ、たくましさ。加藤さん、実は本業は役者さんで、某>>「ウルトラシリーズ俳優人名録」にもお名前と写真が出ている。かの黒沢作品で、死んだお侍さんの役をやっていて死にそうになったとか、お話っぷりも面白い。豪快な笑い声も含めて、ステキ。

 今年も5月24日(日)に光明寺で、鎌倉アカデミアをしのぶイベントが開催される予定とのこと。興味ある方は、今からカレンダーにチェックを!


| | コメント (0) | トラックバック (0)

鎌倉映像フェスティバル報告

 8/28(火)、生涯学習センターホールで第一回「鎌倉映像フェスティバル」が開催されました。主催は>>(財)川喜多記念映画文化財団。「鎌倉」をテーマにした10分以内の映像作品を広く募集し、その作品上映会と大林宣彦監督の講評がプログラム。

Kamafes02_2
 上映された作品は16作品。応募作のほぼ全てが上映されたようです。応募者の年齢は下は18歳の男子高校生から上は78歳の女性まで。大仏などをコラージュして遊んだ2分のモノクロアニメーション、2組の夫婦の鎌倉旅行をレポートした紀行もの、西御門テニスコートを整備するシルバーセンタースタッフの仕事ぶりを伝えるドキュメンタリーなどなど、テーマも内容もさまざま。さまざますぎて、大林監督も曰く「ここでNO.1を選ぶのは意味がない」と。結果、最優秀作品と最優秀生徒作品の2本を選出の予定が大きく変わり、奨励賞、佳作などあわせて8本に賞が贈られました。(右上は、唯一の生徒作品として佳作を受賞した鎌倉学園映画研究同好会の監督インタビュー)

Kamafes01
 確かにシルバー世代の作品はキチンとしていて安心感があったけれど、概して、カット割りをして撮ったフィクションに点が辛かった印象。10分という枠でストーリーを語るという難技に果敢にチャレンジしている若者たちの作品をもうちょっと応援してあげてほしかった・・!例えば左上の『beautiful days』など、琴弾橋や妙本寺や雪ノ下の路地など、鎌倉の景観のおいしいところをキッチリ押さえていて、緑したたる風景がいとおしく思える作品でした。右上は、慶應大学の学生さんたちが佐助稲荷で撮影した『遷SEN』(佳作受賞。映像の加工処理には1秒当たり約1日かかっているそうです!)

 グランプリにあたる優秀賞には、歌手の>>あがた森魚さんが若い映画監督と共同で作った『ろっけんろーどを行くよ』が選ばれました。なんと内容は全く、鎌倉に関係なかった。うーん、・・・それってどうなの??

| | コメント (1) | トラックバック (0)

鎌倉映像フェスティバル

Kawakita01 >>プレアデス映画祭は国内4会場の日程をすべて終えて無事閉幕しました。今年は、横浜、東京でも同じプログラムが上映されました。そちらの会場では映画制作を勉強中の学生さんたちや、明らかにその筋のギョーカイとわかる方々や、が観に来て下さっていて、鎌倉の「お祭り」ムードとはまたちょっと違った雰囲気だった気がします。また横浜美術館で行なわれた>>「国内応募優秀作品上映会」には、作品を出品してくれた監督さんたちも何人か来場してくれ、当映画祭が4年目にして、日本の映像作家の卵たちの貴重な発表の場となったことは画期的だったと思います。

 さてこの夏、鎌倉でもう一つ、映画のイベントがあります。題して>>「鎌倉映像フェスティバル。なんと、鎌倉をテーマにした映像作品のコンテストです。主催は、鎌倉にゆかりある>>「川喜多記念映画文化財団」。ドラマでも、ドキュメンタリーでも、アニメーションでもOK。『あなたの鎌倉』を自由に表現して下さい!とのことです。現在作品募集中(応募〆切は8/1)。腕に覚えのある方、どうぞふるってご応募下さい!

Kawakita03 審査員は、>>『転校生−さよなら あなた−』(右写真)が公開中で話題の>>大林宣彦監督。すべての応募作品を自ら観る!と公言していらっしゃるそうですよ。25年前の名作『転校生』をはじめとする「尾道三部作」では、尾道の空気をそのままフィルムに焼き付けてみせ、鮮烈な印象を残した大林監督。今回の応募作品の中に監督の度肝を抜くような「鎌倉」が発見できるといいのですが・・。

※第一次審査優秀作品は、8/28(火)鎌倉生涯学習センターホールにて上映されます。あわせて、『転校生』(1982年)の上映もあります。入場は無料です。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

能舞台のあるお宅

Noubutai01 風薫る5月の夕べ、「東御門」と呼ばれる地区内某所で『薩摩琵琶を楽しむ会』が開かれました。題して、「林隆三の朗読と坂麗水の琵琶で綴る夢幻の世界」。俳優の林隆三さんが読み上げる小泉八雲の怪談に、薩摩琵琶の激しくももの悲しい音色が重なり、なんとも幽玄な世界が演出されていました。(演奏中は撮影不可)

 今回のステージとなったのは、鎌倉市の>>景観重要建築物にも指定されいる>>村上邸の能舞台です。純和風建築の建物もお庭も、もちろん「お見事!」なのですが、このピカピカに磨かれた能舞台の美しさには、鎌倉の上流階級の圧倒的なプライドを感じます。今も関係者がお稽古などに使っているそうで、年に1-2回、このようなイベントで一般の者にも訪れる機会を作って下さっています。

 邸内には数寄屋造りの茶室もあるとのこと。鎌倉市都市景観課のコメントを引用すると、「この能舞台と茶室は、当時(=昭和30年代)の富裕層の間で、能や謡曲の会、 及び茶会が社交のための手段であったのではないかということをうかがわせるものである。村上邸は、鎌倉におけるそういった社会や生活の様式を今日に伝える、 生きている博物館のような存在ともいえる。」
Noubutai02
 ・・・このような建物をいかに後世に残すのか。藤沢の>>モーガン邸で悲劇が起きたまさにその日、迫力ある麗水さんの演奏に身をゆだねながら思いを巡らした宵でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

女性ボディボーダー3人のストーリー「ADOR」

Ador1 いよいよ2週間後に迫った鎌倉路地フェスタ。詳細はこちらの>>サイトをご覧いただくとして、便乗イベントの一つ、>>カジュ・アート・スペースpresents『ADOR+Sarasa@鎌倉宮太平殿』のお知らせです!

 世界で活躍する女性プロボディボーダー3人のライフスタイルを撮ったドキュメンタリー映画、>>「ADOR(アドア)」。葉山在住の映画監督、>>古田亘(goggle inc.)さんの作品。3月に完成したばかりのできたてホヤホヤで、今回が事実上の初公開。6月に横浜の>>シネマ ジャック&ベティーでのロードショーが決定していますが、路地フェスタ参加者および湘南の皆様に、一足先に公開です。

Ador 鎌倉近郊の風景もたくさん登場するこの作品。撮影した去年の夏、なんと3人のうち2人が妊娠6ヶ月! 大きなお腹で気持ちよく波に乗る彼女たちの姿は、とてもカッコいい。今回は託児がつきます(有料)ので、小さなお子さんがいらっしゃるママもぜひ遊びに来て!
 >>アコーディオンデュオ「Sarasa」のライブ&地元で活動している狂言のグループ「出雲座」の出し物もついて、1500円(当日売り 1ドリンク付)はとってもお得!? 遊びに来がてら、路地フェスタのスタッフとして参加してくれた方には、800円に割引有!
 
Kamakuragu034/29(日) 開場:16:30
ADOR上映:17:00~、Sarasaライブ:18:30~
会場:>>鎌倉宮(大塔宮)太平殿 
徒歩/鎌倉八幡宮より12分 
バス/JR鎌倉より「鎌20大塔宮」で終点下車。
託児は要予約(お子様一人¥300。webmail@goggle.co.jpまで)
お問い合わせ:カジュ・アート・スペース0467-23-3663 またはgoggle Inc. 046-877-5583

| | コメント (0) | トラックバック (0)